【井戸掘り】中央住設 井戸の数だけ物語がある「水物語」

上品な味と香りが信州飯田の情趣を伝える

原料と技と水が決め手

shun02.jpg整然と並んだ、豆を煮上げる大釜。銅鍋からのぼる、上品な甘い香り。脇の洗浄機では、大粒のそら豆が清浄な水にうたれ、踊っています。薄緑の豆は、やがておいしそうな漆黒色に姿を変え、丁寧に一粒ごと手作業で箱に詰められます。飯田名物おたふく豆は、ここから全国へと出荷されていきます。

「うちの製品に、きれいな水は欠かせません」と、おたふく豆の製造元である春月の本田寛志社長は言います。厳選した乾燥豆を洗浄し、水に浸して戻し、一度煮て水にさらし、さらにもう一度味を付けて煮上げる│できあがりまで二度炊きの過程で、多量の水が必要なのです。最高級の原料と熟練の技、そして豊富で良質な水が、おたふく豆の味を守り続けています。

shun03.jpg同社は製造の場を飯田市三日市場に移しました。広くなった敷地内には、高圧洗浄機、原料用低温倉庫、製品貯蔵庫などを新設。そして水は地下110メートルから汲み上げ、製造に使用しています。

信州の味として全国に伝播

shun04.jpg飯田の伝統土産として知られる春月の製品。中でも大正の創業時より続く豆類は、その筆頭に挙げられます。旅館の料理の一品として出していたものを、昭和30年代末にお土産として販売し、これが評判を呼び名物として定着しました。今では信州の味として全国に知られ、北海道から九州まで、三越などの一流百貨店や成城石井などの高級スーパー、そして有名な文化施設にも置かれています。

山女魚と鯉の加工品も、豆類と並ぶ人気商品です。地元産を原料に、山女魚は一夜干し、甘露煮、南蛮漬けなど、鯉は旨煮、みそ漬け、塩焼きがあります。
同社では、「地元の人が自信をもって外に持って行けるもの、そして外の人が信州飯田を感じ取っていただけるものをいつまでも作り続けたい」と話しています。

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お客様の声

豆も川魚も、いい水はうちの仕事の生命線です。食品を扱うことから、その辺は中央住設さんも充分わかってくれて、社長さんが「いい水が出るまで掘ります」と言ってくれたのが、仕事をお願いする直接のきっかけでした。プロとしての自信のようなものを感じました。おかげさまで水が涸れたり細ることも一度としてありません。
調査結果から、出た水は安全性はもちろん、質の面でも申し分のない水です。仕事も飲用もすべてこの水でまかない、かなり贅沢に使っています。これが深井戸の良さであり、嬉しい点です。

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株式会社 春月

工場■飯田市三日市場221-1 TEL0265-25-0122
売店■飯田市常盤町40 TEL0265-22-5454
●URL http://www.syungetsu.co.jp

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