水物語「高原の光と水の贈りものここはフルーツ＆ジュースのパラダイス」【井戸掘り.com】中央住設

高級果汁飲料を市場に

なかひら農場の主力は農産加工事業で、果汁飲料の加工販売を行っています。
取り扱い品は地元原料ではりんご・桃・梅・ブルーベリー・トマト・プルーンなど。ほかに洋梨・カリン・野菜類から、マンゴーなどのトロピカルフルーツ、珍しいクランベリー・ブラックベリーなども製造し、果物の種類で40種、アイテムは１００種にものぼります。

製品はすべてハイグレードジュース。１日に６０００リットル（２万本）という高い生産能力が同社の強みとなり、全国のデパートやスーパー、さらに海外の高級飲料市場にも出荷されています。

「コンビニや自販機などで売られる果汁飲料は大手の独壇場。うちはグレードの高い市場に特化しています。いわゆる高級品市場に限れば、全国の50％以上をここで生産しているのですよ」。同社の中平孝雄専務はこのようにいいます。見せてくれた円筒形の容器には東京新宿『タカノフルーツパーラー』の表示が。「ここの商品はすべてうちでやらせていただいています」。

同社の製品は余分なものを一切加えず、果物本来の上品な甘みが楽しめます。後味爽やかな飲みごこちは『飲む果物』の表現がぴったりです。 　生産能力と品質に絶対の自信をもつ同社の今後の目標は、「自社ブランドの商品を増やしたいと思っています。そのためにも、このような会社があることをもっと地元の人に知っていただきたい。そしていずれはここの環境を活かして、年間を通し多面的に人を呼べるようなところにしていきたいと考えています」。