【井戸掘り】中央住設 井戸の数だけ物語がある「水物語」
自然に調和した山野草の宿
中央アルプスの名峰・駒ヶ岳を間近に望む駒ヶ根高原。名所・旧跡や各種の観光施設が集積し、駒ヶ岳ロープウェイを訪れる人やのんびり高原の自然を楽しむ人など、四季を通し大勢の観光客で賑わいます。
山野草の宿・二人静は、駒ヶ根高原の最上部、駒ヶ岳、宝剣岳、千畳敷カールを仰ぎ、雪解け水を集めて流れる太田切川の河畔にあります。同館は「早太郎温泉」が開湯した翌年の平成八年に開業しました。本邸の西脇に別邸「一花一葉」が、東に離れ「花心庵」が建ち、宿泊や宴会、結婚式・披露宴などに利用されています。
客室は落ち着いた純和風が中心。浴場は泉質に優れた天然温泉で、大浴場、露天風呂、サウナを備えています。旬にこだわった懐石料理は、目を愉しませる彩りの豊かさが自慢。十六名もの板前さんが、和・中華・フレンチそれぞれに腕前をふるい、技と心を傾注してつくりあげる逸品ぞろいです。庭園から続く南斜面は宿の名称そのままに見事な山野草園が広がり、可憐な草花を愛でる贅沢なひとときが楽しめます。
すべてに高いレベルのサービスを貫く
館内は落ち着いた和風をあしらい、心地よい雰囲気がみなぎっています。「駒ヶ根高原の恵まれた環境を活かして、料理、温泉、接客、設備面などすべてに、お客様にご満足いただけるよう心がけています」と、小原一成社長はサービスのトータルバランスを強調します。ひとつでも落ち度があると、あとが良くてもすべて台無しと考え、あらゆる面に高いサービスを貫いています。
では、そのようなサービスを提供するために、普段から小原社長が心を砕いていることは......？ 「社員を大切にすることです。社員が気持ちよく働けることがサービスの質を高め、結果、お客様も満足してくださいます」。どうやらボトムアップともいえるこの人心掌握が、同館の固有の価値となって多くの人を引きつけているようです。
同館の客層は女性客が多いといいます。地方にあっても洗練したサービスを常に提供できるよう、小原社長も全国を巡り、日頃から研究に余念がありません。そんな思いが社員一人ひとりに浸透しているのでしょう。働く人の振る舞いにも、目に見えない気遣いが感じられます。
お客様の声
頼りになる地元業者 二人静 小原一成社長
当館は水をたくさん使うため、１分間に１００リットル以上の深井戸を希望しました。こちらの要望どおりの井戸が見つかるまで、責任をもってやっていただいた中央住設さんには頭が下がります。ただ、３ヵ所掘削したうちの１カ所目・２カ所目とも、家使いの井戸であれば水量は充分でしたので、個人のお宅でも井戸利用をお勧めします。
ここは花崗岩質の地層のため、良い水が期待できる反面、仕事はさぞかしきつかったと思います。しかし丁寧な仕事で、湧水後の設備もしっかり整えていただき、メンテナンスも社長さん自らよく様子を見に来てくれます。
やはり地元業者という点が一番の利点ですね。小回りの利くきめ細かな対応は、近場の会社でないとできないことです。地元にこのような会社があることで、とても助かっています。
山野草の宿 二人静
TEL.0265-81-8181 長野県駒ケ根市駒ヶ根高原
●URL http://www.futarishizuka.com