【井戸掘り】中央住設 井戸の数だけ物語がある「水物語」

旧飯田城本丸に隣接し、南アルプスの山々を遠望する高台に立つ三宜亭本館。宿名は雪・月・花、「三つが宜しい」ことから命名されました。瀟洒な造りの建物や回廊、季節の花が彩る日本庭園、そして家庭的なおもてなしがここの特徴です。明治8年に料亭として創業し、その後旅館、結婚式場と歩んできました。
同館の自慢は自然資源の上手な活用です。地下1300メートルから湧出する温泉は、併設する日帰り温泉施設でも使われ、昨年6月に掘削した井戸水は、館内すべての水需要を満たしています。そして燃料の主役は薪。「熱いものには温泉を使い、冷たいものには井戸水。その中間は熱交換をして使っています」と同館の児島悦夫社長。なるほど、温泉は摂氏38度。井戸水は年間を通して14度。両者の加減乗除で同館のエネルギーの大半は賄われることになります。
お客様の声
井戸水と温泉。ふたつの自然資源を相乗的に活かすために、当社では熱交換システムなどの設備を充実させています。これにより無駄のない効率的な利用が可能になりました。 井戸水は100メートル掘削し、ミネラルたっぷりの良質な水を得ることができました。館内の冷却はこれを使い、暖房は温泉を使っています。こちらの細かな要求にも、専門的な立場から強い使命感をもって対応してくれた中央住設さんに感謝しています。
天空の城 三宜亭 本館
児島悦夫 社長
天空の城 三宜亭 本館
長野県飯田市追手町2-641-10 TEL0265-24-0242
●URL http://www.sangitei.com/