【井戸掘り】中央住設 井戸の数だけ物語がある「水物語」

五感で楽しむ美味求心。和菓子が綴る伊那谷の四季移ろい。

水へのこだわり

009.jpeg飯田の丘の上を望む矢高の杜に隣接して、民家を改築した瀟洒な佇まいの和菓子処「赤門や」があります。それまでの中央通りのお店を、昨年末ここに移しました。
門を入ると、こぢんまりとした庭があり、その両端には井水と水琴窟がしつらえてあります。井戸は末広がりの吉事にちなんで、地下八八・八八メートルを掘削。清冽で豊富な水が湧き出しています。水琴窟は、その滴が琴のように涼やかな音色を奏でます。深遠な響きは、まさに深水脈の織り成す清々しい調べです。


008.jpeg「美味しいお菓子づくりには何より水が大事。だから井戸を掘りました。ミネラルバランスの良い、和菓子に最適な水が吹き上がりました」。そう話すのは店主の酒井敏絵さんです。

朱色の暖簾をくぐった店内は、和菓子店らしい凛とした雰囲気が感じられます。あんこの代わりにお赤飯が入った赤飯万十は、飯田の名物として評判です。「飯田の赤門」「秋葉街道」「菊慈童」などの、地元ゆかりの名がついた和菓子も品良く風情豊かに並んでいます。

詩情を綴る和菓子

010.jpeg赤門やの和菓子には、伊那谷の四季が詩情豊かに綴られています。寒中には寒の泉水、春はもち草や桜、夏は麦や水、そして秋には菊、栗...と、季節の彩りが和菓子に託され、さながらお菓子の歳時記のようです。それを縁の下で支えるのが、実は水なのだと酒井さんはいいます。「和菓子づくりに水は欠かせません。洗う、こねる、煮る、炊く...、すべて水が関係しています。水は和菓子づくりの生命です」。

同店では、地下から汲み上げた良質な水を使い、国産の安全で健康によい原料を選び、昔ながらの手づくり製法で、心を込めて美味しい和菓子づくりに取り組んでいます。

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お客様の声

縁起の良い「八」の字が好きなことから、掘削の深さも八八・八八メートルなどという無理な注文をお願いしてしまいました。あきれた顔も見せず、快く応じていただきありがたく思っています。

現場作業は若い職人さん3人がチームを組んで当たってくださいました。この3人のチームワークによる手早さが、とても気持ちのいい仕事ぶりだったのを覚えています。

掘削開始から1週間ほどで水が出ました。この時の感動は今もって忘れません。地球の力強さがひしひしと伝わる思いでした。

湧出した水は質の良さはもちろんですが、一年中水温が一定なことが、何より和菓子づくりのさずかりものだと思っています。

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菓匠 赤門や

飯田市鼎上山1453-5
営業時間■9時30分~18時30分 休日■木曜日
TEL0265-52-1483
●URL http://www.akamonya.co.jp

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